グッドデイズ太田の理学療法士、指出雄三です。
2016年6月9日、太田市の九合行政センターで「転倒予防教室」の講師として、九合地区の意識の高い方々、20数名に来ていただき、新しい転倒予防の知識と運動をお伝えさせていただきました。
従来の転倒予防は、昔からの流れで、「筋トレ」が中心でしたが、今は、「柔軟性」の方が重視されているというのは、一部の医療従事者の中では、すでに「当たり前」となっている事実であります。
一生懸命に筋トレを継続されていても、なかなか結果が効果が感じられないと思っている方も多いのではないかと思います。
私は、転倒予防でも、慢性的な腰痛や肩こり、ヒザ痛の予防・改善のポイントはすべて同じだと考えております。
「背骨の柔軟性」
「骨盤の安定」
この2つを得ることが、転倒予防、慢性的な腰痛や肩こり、ヒザ痛の予防・改善にもっとも大切なことです。
もちろん、足の筋肉を鍛えることも大切です。
ですが、その前にやらなくてはいけないことが上記の改善です。
昔からの足の筋肉を鍛える転倒予防は、短期的には効果が出せる場合があります。
寝て、足を上に上げたり、横に開いたり、マシンに乗ってガシャガシャと。
その効果は、「間違った安定」、「かばった安定」であることがほとんどです。
本来、踏ん張るべきところで踏ん張らずに、かばった使い方をしながら安定するということです。
しかし、かばった安定は、様々なところに負担をかけて、長期的に見ると、腰痛やヒザ痛を悪化させてしまう可能性が大きくなります。
これは、ご高齢の方でも、若い方でも同じです。
筋トレだけの話であたっても、現在の筋トレは、ただやればいいというものではなく、「タイミング」が大事だと言われております。
必要な場面で力を入れるタイミングです。
寝て足を動かしたり、マシンで使った筋肉が、そのまま、動きの中で活かされるかというと、そんなことはなかなかありません。
さらに動きの練習をする必要があります。
実際の場面、必要な場面で、使えるかどうかということが重要です。
*あまりにも弱い方は、寝た状態で、ちょっと工夫したトレーニングが必要となります。
病院勤務時代には、毎日、1万歩散歩しているんですけど・・・、といって、人工の膝関節を入れざるを得なくなった患者さんや、毎日、筋トレ頑張っているんですけど・・・、といって腰部脊柱管狭窄症が悪化して手術せざるを得なくなった患者さんを多く見てきました。
要は、ポイントをおさえて、各々にあった「正しい運動」を行わないと状態が改善しないだけでなく、悪化してしまう可能性があるということです。
今回は、加齢的な変化も踏まえ、身体の基本、ポイントを抑えた柔軟体操、筋力を強化するというよりも使えていない筋肉を使うエクササイズをご紹介させていただき、参加された皆さんに行っていただきました。
休憩時間も、
「納得がいきました。今までと違う内容で勉強になりました!」
「疲れるけど普段使っていないところに効いている感じがします!」
「肩がいたいんだけど、どうしたらいいですか?」
→かんたんに評価し、運動をアドバイスさせていただきました。
「腰痛があるんんですが、どんな運動をしたらいいですか?」
→かんたんに評価し、運動をアドバイスさせていただきました。
「定期的に運動教室を行ってもらえませんか?」
→検討しています。
という嬉しいご感想やご質問やご要望を頂きました。
当施設は、「転倒予防」だけでなく、「慢性的な腰痛や肩こり(肩痛)、ヒザ痛」にも力をいれております。
慢性的な痛みに対するリハビリでは健康保険が使えません。
痛みだけでは介護保険でのリハビリも行えません。
今後、
このままでは痛みが取れないのではないだろうか?
転倒を繰り返して動くのが大変になってしまうのだろうか?
とお悩みの方はぜひ、ご相談ください。
当施設は、要介護(支援)状態の方、または要介護状態になるおそれがあると認定された方(長寿あんしん課)であれば、介護保険を使い、効果的なリハビリを行うことができます!
また、転倒予防教室でお配りした資料(運動の写真付き)が欲しいという方がいらっしゃいましたら、太田市内の方に限り、無料で差し上げますので、お問い合わせください。
転倒予防にかぎらず、正しい知識や運動をお伝えしていくのも、私達、理学療法士の使命だと思っております!
最近、一般企業様(社員さま向け)や行政施設様(地域のご高齢の方向け)など、様々なところでお話をさせて頂いたり、運動をアドバイスさせていただく機会が増えてきましたが、事前にご依頼いただければ、極力お受けするようにしておりますので、お問い合わせください。
お話できる内容:
①転倒予防教室(講義と実技を合わせて1〜3時間程度)
内容:身体の加齢変化、身体の基本的な機能、転倒の原因、運動の基本と実際など
②腰痛教室(講義と実技を合わせて1〜3時間程度)
内容:身体の加齢的変化、身体の基本的な機能、腰痛の種類と原因、種類別の運動と対策
③肩こり教室
内容:身体の加齢的変化、身体の基本的な機能、肩こりの原因、運動と対策
上記以外も幅広く可能ですので、ぜひ、お問い合わせください。
最後に、介護業界で仕事をさせていただきもうすぐ1年になります。
始めたことから、ずっと感じていたのですが、お問い合わせを頂いたり、転倒予防教室やサロン等でお話させていただく方のほとんどが介護保険制度を知らない方ばかりでした。
確かに、保険証を出して終わりの健康保険から見ると、だいぶ複雑です・・・
介護保険制度について、「よくわからない」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お問い合わせください。