緊急事態宣言が解除されましたが、改めて当施設で行っている感染症対策をお伝えさせていただきます。
当施設には幸いにも、総合病院にてICT(infection control team:感染制御チーム)に所属し院内の感染症対策に携わってきたスタッフが2名(理学療法士・看護師)おりますので、今までの知識や経験を元にご利用される利用者様の感染リスクを減らせるようにできる限りの対策を取らせていただいております。
ご負担に感じる部分もあるかとは思いますが、ご利用される皆様やご家族様の健康を守るためにご協力のほどよろしくお願い致します。
スタッフの感染対策
・不要不急の外出、感染リスクの高い行動は控えております。
・毎日の体温測定をしております。
・体調不良時は仕事を休みとし、抗原検査実施(スタッフに配布済)。発熱等がある場合は、医療機関受診としております。
・3層以上の不織布マスク着用(個別リハビリ担当者のみ4〜5層不織布マスク着用)しております。
・利用者様の対応毎にアルコールにて手指消毒をしております。
・業務中の昼食を含む飲食は全員別に取っております(職場内での感染を防ぎます)。
利用者様へのお願い
・全員「マスク」の着用をお願い致します。
・飲食時の会話はお控えください。
・リハビリ機器や運動機器を使用「前」「後」の手指消毒をお願い致します。
・床は不潔部位として扱っていますので、室内履きをご使用ください。室内履きがない場合は消毒済のスリッパを用意しております。
*特別な事情がない場合は、不織布マスクの着用をお願いいております。特にウレタンマスクは感染予防効果が低いためお控えいただけますようお願いしております。
*感染拡大防止の為、以下の場合は、ご利用前に連絡をくださいますようお願い申し上げます。
・体調が悪い(痛みは除く)又は、体温が37.5°以上ある場合
・感染者(または、感染を疑われる方)と接触した場合
・感染者の濃厚接触者と接触した場合
・利用されている店舗等でクラスター(集団発生)が起きた場合
また、接触の機会があるご家族やご親族が上記項目に当てはまる場合
*家庭内感染が多いと言われている状況ですので、ご家族皆さんで感染リスクの高い行動をお控えいただければ幸いです。
感染経路別予防策
<接触感染>
・手洗いや手指消毒前は首以上を触らない(目・鼻・口からの感染を防ぎます)。「ドアノブ」、「手すり」、「トイレの操作ボタン」、「水道の蛇口」、「運動機器」などに触れた際は、手洗いやアルコール消毒を行ってください。
・お茶菓子は直接触らずに包装してある袋を持ち食べるようにしてください。
<飛沫感染>
・全員「マスク」の着用をお願い致します。また、素手で咳を受け止めないようにしてください。
・飲食時等、マスクを外さなくてはならない場合の会話はお控えください。
*特別な事情なない場合は、不織布マスクの着用をお願いいております。特にウレタンマスクは感染予防効果が低いためお控えいただけますようお願いしております。
各部屋毎の感染対策
<個別リハビリスペース>
・空気清浄機1台
個別リハビリ用のベッドや枕は利用者様毎にアルコール消毒します。また枕にはペーパータオルを敷き、直接枕に接触しないようにしています。
施術者は利用者様毎に手洗いまたはアルコール消毒をします。ご希望される場合は、素手ではなくゴム手袋を使用し施術させていただきます。
<機能訓練室>
・空気清浄機2台
・手指消毒用アルコール4箇所
・サーキュレーター2台
*基本的には消毒できる素材のものを使用しております。
<トイレ2ヶ所>
・各トイレに空気清浄器(オゾン発生機能付き)
・洗面台に手指消毒用アルコール
<静養室>
・空気清浄器(オゾン発生機能付き)
<事務室>
・換気扇
・空気清浄器(オゾン発生機能付き)
・サーキュレーター
換気
・定期的に換気を行います。
*空気の流れが悪い場合は、室内の換気扇(3ヶ所)を回しながら、空気清浄器にて対応させていただきます。
日常清掃(コロナ以前から)
〈頻度〉
・1回/半日
〈準備〉
・手袋(ゴム手袋:ディスポ)
・マスク(紙マスク)
・消毒用アルコール
・ハイター
汚染されていない場合:水3ℓに対しキャップ約半分(0.02% 200ppm)・・水1ℓに対しハイター4ml
汚染されている場合:水3ℓに対しキャップ約2杯半(0.1% 1000ppm)・・水1ℓに対しハイター20ml
*ペットボトルのキャップがおおよそ5ml
・換気扇をつけて、可能な限り窓を開け換気する
〈清掃箇所〉
ベッド:排泄物・分泌物・血液・体液等の汚染がなければ、目に見える汚れ、ホコリ等を落とし、アルコールまたは0.02%に希釈したハイターで拭く。汚染がある場合は感染対策マニュアルに準じて対応する。
床:排泄物・分泌物・血液・体液等の汚染がなければ、不織布モップor掃除機で行う。床は清潔区域ではないので、目に見える汚れ、ホコリ等がないようにすればよい。汚染がある場合は感染対策マニュアルに準じて対応する。
器具:可能な限りハイターで拭く。素材等により、拭く事が困難な場合は、可能な限り(30分以上)天日干しor水洗いを行う。汚染がある場合は感染対策マニュアルに準じて対応する。
* タオル類・・・週1回程度を目安に洗濯、できるだけ毎日天日干しを行う。
* その他、機器等の清掃・管理は各機器の使用マニュアルに準じて対応する。
*直接手の触れる場所は特に注意して拭くようにする。
機能訓練室:ドアノブ、椅子、テーブル、三角マット、各種歩行補助具、運動機器など
トイレ:便座、トイレのレバー、ドアノブ、水道の蛇口、手すり等、直接手の触れる場所
洗面所:水道の蛇口、ドアノブ、流し台、手すり等、直接手の触れる場所
その他、日常業務にて直接手を触れるところ
*十分な消毒・清掃が行えない場合は汚染区域と判断し、傷などが触れないように注意し、業務終了後は、感染予防対策マニュアルに準じて、洗浄・消毒を行う。
終わりに
まだまだ新型コロナウイルス感染症は収束しないと思いますので、コロナ渦においても、利用者様が安心してリハビリを行える施設として、引き続き感染症対策を徹底していきます。
ご自宅での感染症対策にてご不明な点がありましたら、どしどしご質問ください!
今後ともグッドデイズ太田をよろしくお願い致します。